バックモニタ取り付け

最終更新日:2002.11.24


 KEIYOエンジニアリングのneteye AN-C55を使用しました。
 この製品、3流メーカーの粗悪品かと思いきや、結構気合入ってますよ、付属品も充実してますし、これで13,000円程度で買えるんならお買い得だと思います。
 パナのナビとなら、ちゃんとバックギアに連動して、TVの電源がOFFだろうが何を観ていようが、即座に切り替わります。
 これが、AN-C55の本体です。
 ケーブルの先にはUSBコネクタが繋がっていて、ちょっと期待しましたが、単なる4ピンコネクタとして流用しているだけのようです。
 どのみち、完全に隠すことはできないのだし、ダークグレーの車体にシルバーのカメラでは目立ちますから、表面の塗装を剥がして素材の色を出す事にしました。
 カメラ部にマスキングをしてペーパーで磨いた結果がこの写真です。
 商品の外箱に書いてあった、超耐熱ケースとやらは200番のペーパーでみこすり半で、素材のABS樹脂が顔を出します。(^^;)
 付属のブラケットで取り付けると、かなり飛び出しそうなので、ブラケットは使わずに、角度を付けたスペーサーをアクリルで製作しました。
 写真ではわかりにくいですが、スペーサーをカメラに取り付けて、カメラ本体ごと研削しています、事前にこの部分の肉厚を測定して肉厚の半分の厚さまで削り込んでいます。
 バックドアガーニッシュ側の穴あけ状況です。  ちなみに、これは裏側から見たところです。
 判るかな?、カメラの取り付け角度に合わせて、斜めに削っています。
 穴あけ加工後のバックドアガーニッシュの全景です。
 カメラのケーブルは、ガーニッシュを止めていたプラスチックのピンを外してその穴を通しました。
 当然、コネクタのままではこの穴は通らないので、ケーブルは一旦切断して、繋ぎ直しています。
 赤いテープの下の2つの穴は、カメラを固定するために、今回空けたものです。
 
 バックドアの内側です、裏側も角度を付けたアクリルのスペーサーを付けています、これが無いと、ビスが斜めに入るので、固定できません。
 スペーサーは、内側・外側共に、1mm厚の両面テープで貼り付けて、ビスで締め付けて潰しています、振動対策です。
 ビスは、カメラ付属のビスでは長さが足りませんので、ちょい長い物を用意します。
 ガーニッシュ取り付け前の状態です。
 この上から、穴を空けたガーニッシュを取り付ければ、取り付けは完了です。
 ビスとスペーサーでしっかりと固定されているので、角度の微調整はカメラ本体を持ってグイッと動かせばボディの鉄板ごと歪んでバッチリ決まります。(^^;)
 写真だけじゃ、わからんぞーって苦情が来そうな予感なので、取り付け部の解説図を書いてみました。
 CADなんてないので、wordで絵を描いてみました。 うーんなかなかwordでも描けるもんですね。(^^;)
 
 ケーブルは、上の写真のところからドアの中を通して、写真のドア上部の既設のハーネスが入っているゴムのブーツの中を通して車体に渡しています。
 裸で写っているケーブルは、TVのアンテナのケーブルで、カメラのケーブルではありません。
 完成後の状態です。
 色もほとんど車体と同じですし、できるだけ中に入れましたので、それほど目立たないと思います。
 同上、もうちょっと隠れると完璧ですが、その場合は、カメラを筐体から出して、入れ物を自作しないとこれ以上は無理です、おそらくこのカメラを使用した場合、これが限界です。
 んでもって、ここにスイッチをつけました。
 上のスイッチを切り替えると、いつでもカメラ映像に切り替わります。
 へたっぴーなので、前進で駐車する時にも、駐車区画の後ろの線を見たいんだよね。(^^;)
 もちろん、スイッチを切り替えなくても、バックギヤに入れれば、勝手に切り替わります。
 ちなみに、下のスイッチは、後席用モニターのメインスイッチです。
 モニターの写り具合です。
 子供に協力してもらって、画角の確認をしているところです。 下の写真の位置に立ってもらった結果がこの状態です。
 このカメラはかなりの広角なので、意外と広い範囲まで写っています。
 画角確認の状況です。
 カメラ位置が中心より若干左にシフトしていますが、写る範囲にはそれほど影響はないようです。