ホットイナズマ もどき

最終更新日:2004.12. 8

H16.12現在、このページにアクセスしてくるのは、韓国もしくは台湾からがほとんどです。(笑)
(DIYのトップページ以降を、ブラウザの言語設定が日本語以外の方は入れなくしました)

ちょっと前までは、検索エンジンを経由しての日本人のアクセスも多かったのですが、最近ではほとんど無くなりました。

ようやく、日本では一つのうさんくさいチューニングパーツのブームが去ったという感じですが(笑)、お隣の国ではまだまだ盛り上がっているようです。(爆)


 本家ホットイナズマって、TypeHR(高回転タイプ)・TypeLR(低・中回転タイプ)・TypeMR(マルチタイプ)の3種類があって、中身はHRが 4,700μFのコンデンサ、LRが470μFのコンデンサで、MRは4,700μFと470μFが並列に繋がっているだけだそうです。
 まっ、訳わからんけど、とりあえず高回転用と低回転用でコンデンサ容量が違うのはよしとして、なんで並列に繋いでマルチなんですかね?
 コンデンサを並列に繋いだら、電気的等価回路は 5,170μFな訳で、超高回転用が出来あがり!って気がするのは私だけ?
 用意した部品です。 部品代はここに写っているものすべてで 1,500円程度でした。
 コンデンサは、本家ホットイナズマの中身と同じ耐圧 25V の 4,700μF と 470μF の容量のものを用意しました。 できれば 105℃仕様のものが欲しかったんですが、あいにくと売ってませんでした。
 ケーブルは、会社から工事の残材をもらってきてMLFCの8sqを使うつもりでしたが、ホームセンターにアーシング用の8sqが1m 360円で売ってたので、70cm買ってきちゃいました。(なんて細かい・・・)
 ついでに、ホームセンターで圧着工具を借りてその場でケーブル作ってきちゃいました。
 中身の回路を考えればこんな太いケーブルは無用の長物であることは判り切っているのですが、まあ検証用ですから、できるだけオリジナルに近い仕様で製作することとしました。
 ケースは、ちょっと値段が張りますがアルミ製を使用しました。 この回路だとほとんど熱をもつような事はないですが、万一の場合には放熱のよいアルミ製が安心です。
 アルミケースに、ラグ板を固定する穴と、ケーブルを通すための穴を開けます。
 ラグ板固定用の穴は、なるべくビスの頭が表面から出ないようにするために、皿ネジを使い、ちょっと面倒ですが穴もテーパーの穴を開けました。
 実は、ここが一番苦労しました。
 8sqのケーブルを使ったのですが、普通に売ってる8sq用の圧着端子は4mm穴が最小で基板用の端子台には大きすぎて入りません。
 端子台のサイズに合わせて、こんな感じに圧着端子を加工しました。
 あーバカバカしい、5.5sqにしときゃよかった。(^^;)
 ラグ板上に組上げた「ホットイナズマもどき」の回路です。 
 ユニバーサル基板で組んでもいいのですが、いちおうパワー回路ですからね、銅のパターンではちょっと心配です。
 平ラグ板ならばかなりの大電流を流しても平気です。
 それと、当たり前ですが、ヒューズを付けています。 コンデンサがショートした場合、ヒューズがないと破裂する危険があります。
 いちおう、10Aのヒューズにしましたが、そんな流れる訳ないですよね。
 裏側です。
 あえて回路図は載せませんが(載せるほどじゃない)裏と、表をよく見れば判ると思います。
 配線は、2sqのKIVを使用しています、裏側はKIVの被覆を剥いて芯線だけを使いました。
 これで、この回路上で最も細い配線は、コンデンサのリード線という事になりました。
 ただし、コンデンサを除いた回路上で最も抵抗が大きいのはヒューズでしょうね。
 ケース内に収めた状態です。
 ラグ板はプラスチックのスペーサーで嵩上げして固定してあります。
 ここで、誤算が一つ・・・・蓋を閉めようとしたら、ヒューズホルダが蓋に当たるんです、こりゃあマズイ、アルミのケースが車体のマイナス部に触れてさえいなければ接触していても大きな問題にはなりませんが、そのままではヒューズの役目をしなくなってしまいます。
 ヒューズホルダをちょっと斜めに向きを変えてなんとか収まりました。
 蓋をして、完成です。
 プラス極とマイナス極がケースに短絡をしていないか、テスタで確認します。
 もう一つ、テスタの抵抗レンジでプラスとマイナス間の抵抗を測ってみましょう、最初は抵抗値はゼロ付近を指しますが、徐々に抵抗値が上がってくれば回路に間違いはありません。
 なぜ?って、コンデンサとはそういうものです、あとテスタの抵抗レンジというのは、実は電流計なので、そういう動きをするのです。

 あと確認できるのは、取り付けの際に、マイナス側からバッテリーに繋ぐとして、プラスを繋いだら一瞬だけバチッと火花が飛べば回路は正常ですね、ただし1回目しか火花はでません。 万一何度もでるようなら、どこかショートしています。
 とりあえず、写真のように車両に取り付けをして、試運転をしてみました。

 さて、この状態で 100kmほど走行してみました。
 さすがにオーディオの音がよくなったとかは全く感じないですが、エンジンが静かになったとか、出足がよくなったような気がしないでも・・・・、でも、やっぱ「プラシーボ」ってのはこうやって起きるんですよね、効果あるだろうな・・・と思ってアクセル踏むと、絶対に気前よくアクセル踏んでるんですよ。 どっちかと言うとそっちに感心しました。(^^;)

 それにしても、こんなもんで体感できる程の効果があったらどうしよう・・・と思ってましたが、正直ホットしました。 ん?!、なーるほど、ホットイナズマね・・・。(爆)
 いずれにしても、明確に効果を確認するには至りませんでしたので、一旦取り外す事にしました。

 データ取りはまずアーシングを検証してそれからだと思っています、予想どおりアーシングに効果がなければ、二度と繋ぐ事はなく、お蔵入りになる事でしょう。
 高速走行でのデータを取っていなかったので、高速道路を走行する際にもう1回繋いでテストしてみました。
 VOXYのエンジンの場合、低燃費での運転(詳細は省略)を行っている場合、ECOランプというのが点灯しますが、私の車では、勾配のない高速道路では 105km付近までが限界です、「ホットイナズマもどき」を装着した状態ではどうだったか・・・と言うと、なんとどんなに頑張っても 95kmがやっと。  おかしいなぁと思って、SAで取り外してみると、やっぱり 105kmまで点灯します。
 もともとこのECOランプってのは点灯条件が怪しくて、本来のECO運転を表していないようだ・・・という話があって、私なりに検証してみた結果、どうやらその話は本当のようです。 しかし、いくらいい加減なECOランプとは言え、何かの閾値を持って点消灯しているわけで、ホットイナズマもどきを付けたからと言って、わざわざ本来の動きとは逆の反応をするというのは考え難く、実際にECO運転に入りにくくなっているものと思います。
 考えられるのは、ホットイナズマもどきが電力を消費して、その分オルタネータの負荷が重くなって、動力を消費した。 ・・・とこんなところですが、これは有り得ません。
 「ホットイナズマもどき」には直流を消費する抵抗負荷はありませんし、万一電力を消費しているならば「ホットイナズマもどき」に電流が流れるはずですが、クランプメータで測定しても電流は流れていませんし、熱を発生している様子もありません。

 コンデンサーを電源に並列に繋ぐということは、小さなバッテリーを並列に繋いでいるのと同じ事ですから、バッテリーの容量を大きいものに換えてやる方がよっぽど効果的な気がします。

 正直、こんなもんで、良くも悪くもならないだろうと思っていたのに、悪影響がでたのは別の意味でショックですが、やっぱりあんまり使いたくないですね。

 注:この記事は本家ホットイナズマの効果を否定するものではありません。