メタルハライドランプ
 水草水槽にはやっぱメタハラでしょ。
 メタハラにすると何がいいの?、って・・・そりゃもう何と言っても水槽の上がオープンになるって事です。
 水草水槽の照明を蛍光灯でやろうとすると、普通は水槽の上を全部照明器具で覆ってしまう事になります。 一般的な水槽用の照明器具は水槽の奥行の半分の幅ですので、照明器具を2セット水槽に乗せるパターンですね。
 水草水槽を美しく維持しようと思うと、一日に最低でも1回は水槽の中に手を突っ込む事になると思いますが、その度に重い照明器具を降ろしてガラス蓋を外して、手を突っ込む事になりますよね?、おまけに照明器具を降ろしちゃってるもんだから、水槽の中は暗くて見にくくなってるしね。 几帳面な人だと、水中を漂う葉っぱを見つける度に取出していると思うので、本当に面倒ですよね。

 水草水槽だからこそ照明器具を沢山乗せなければならない、水草水槽だからこそ水槽に手を入れる回数が多い、このジレンマを解決してくれるのが、メタハラなのです。 メタハラにしちゃうと、上の写真の様に水槽の上がオープンなので、いつでも水槽に手を突っ込む事ができるようになるし、照明したまんま明るい状態でメンテできるのです。また、蛍光灯の場合は、水槽の上をすべて照明器具にしたとしても、60cm水槽でせいぜい18W管を4本、90cm水槽で32W管を6本ってところが限度ですが、メタハラだと1灯で250W、その気になればそれ以上も可能で、さらに多灯にすれば・・・ってな事になっちゃうのです。(^^)

また、蛍光灯のように面で光るのではなく、一点で発光する点光源なので水槽内に水草の影が出て、太陽に照らされているような独特の雰囲気を醸し出すことができます。

 メタハラに欠点はないの?、あるんです欠点も沢山・・・(^^;)
 まず、何と言ってもお値段が高い、アクアリウム用の完成品を買うとなると1灯5万円はするでしょう。 これがメタハラはいいと解っていても普及しない一番の要因。
 おまけに、水槽の上にそのまま乗らないので(もちろん水槽に乗せない事が目的でメタハラにするのですが・・・)、天井から吊るすか私の様に門型のスタンドを用意しなければなりません、これも結構コストがかかります。
 また、高電圧で駆動するうえに、蛍光灯のように一般に普及している設備ではないので、専門的な知識がないと安全面に多少の不安が残ります。
 それから、水槽がオープンなので、水面に油膜が張り易くなり、部屋の埃までもが水面に浮くことになります。

 そこで、一番の欠点の「高い」ってのを克服するための「DIYコーナ」なのです。(無理矢理モード)
 が・・・・、ここで私があーだこーだウンチク並べても始りません、先達にお任せした方が確実です。 興味のある方は△ボズシ☆さんちのメタハラ研究所へ行きましょう。(^^;)
 何を隠そう、私はこのページがなかったら自作メタハラ導入なんて絶対にできませんでした。