CREATIVE NOMAD MuVo^2 4GB 分解

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最終更新日:2004. 4.17


 もうあちこちのデジカメサイトで紹介されていますが、4GBのマイクロドライブが6万円以上で売られているなか、デジタルオーディオプレーヤー CREATIVE NOMAD MuVo^2 4GB 27,000円也を分解すると、4GBマイクロドライブが手に入るのです。

 本体は、写真のようにMDよりも小さく厚みがあるという感じです。
 分解して中から4GBのマイクロドライブを取り出し、代わりに1GBのマイクロドライブを移植してやろう・・・という魂胆です。
 
 用意するのは、NOMAD本体と、プラスの精密ドライバーだけでOKです。
 電池の蓋と充電式の電池をはずして、この赤丸のネジ4本を外します。。
 ねじを外したところです。。
 ねじを外すと、この様に本体のカバーが外れます。
 次に、基板の上部のコネクタが並んでいる部分を持ち上げると、この写真のように基板がめくれます。 フレキ基板でつながっていますので切らないように注意して作業してください。
 基板がめくれたら、赤丸のネジを外します。 黒いテープの下にもありますので、テープをめくってネジを外します。
 ネジを外したところです。
 本体から、基板を取り外すとこのように、4GBのマイクロドライブが出てきます。
 フレキ基板の先がコネクタになっており、マイクロドライブが挿さっていますので、慎重に取り外します。
 取り出した4GBのマイクロドライブと、1GBのマイクロドライブを並べてみました。
 さすが、内蔵用の製品だけあって、外観デザインはあっさりしていますね。
 裏返して並べてみたところです。 こうやって見ると、スピンドルの位置が対称の位置になっている事がわかります。
 4GBマイクロドライブを取り出した NOMAD には、1GBのマイクロドライブを入れて、CREATIVE のHPからファームフェアーをダウンロードしてきて、NOMAD を USB でパソコンにつないでファームウエアの転送をすれば、使えるようになります。
 取り出したマイクロドライブをそのまま EOS-1D に入れてフォーマットすると、2GBしか認識しません。
 そこで、WindowsXP 搭載のノートパソコンに挿してDOS窓(コマンドプロンプト)からフォーマットしました。
 入力するのは、赤線の部分のみです。
 ????? で表記してあるのは、私の固有の環境ですので、マスクしておきました。 また、フォーマットコマンドのドライブ名は私の場合、e: となっていますが、それぞれの環境に合わせて入力してください。

 要するに64KクラスタのFATでフォーマットすればOKですので、OSは必ずしもWindowsXPである必要はありません。
 このフォーマットだと、1つのファイルの最低のサイズが64KBになるので勿体ないですが、画像データなら関係ないでしょう。
 フォーマットが終わったら、ボリュームラベルを EOS_DIGITAL として、ルートディレクトリに DCIM というフォルダを作成してやります。
 DCIM フォルダの作成は、右のスクリーンショットの中にはありませんが、DOSのコマンドを使えるかたは、このままDOS窓で作成してもいいですし、Windowsに戻ってエクスプローラーから作成してOKです。

 ところで、私のマイクロドライブ・・・、なーんか1個だけ不良セクタができているようです・・・(^^;)、ちとショックですが、まあこんくらいならいいでしょう。
 EOS-1D に入れて、撮影可能枚数を確認してみます。
 JPEGのもっとも圧縮率の低い設定で 1298枚と表示されました。
 1GBのマイクロドライブでは、332枚と表示されていますので、しっかり4GB認識していることになります。